SDGs ProjectSDGsの取り組み
Initiatives/Research and Development 環境への取り組み・研究開発
ひじき栽培
海から採れた自然のものを安心してお召し上がりいただくために、“海の中からの管理”に挑戦しようと私どもは考えました。
生産者の安定収入と豊かな漁場の中心となる藻場の育成も期待できると考えます。
また、高い品質を保つために、自ら管理・育成するひじきの栽培計画が進んでいます。ひじきの栽培を行う事により、海に広大な藻場ができ、魚介類の産卵・発育場所となり、海の浄化につながり、豊かな海をつくります。
愛媛県をはじめ、各地の海でプロジェクトが展開されています。
排水処理施設
山忠のこだわりは、海藻をきれいな水でよく洗うことからはじまります。海藻や設備の洗浄等に使用した水をきれいに浄化し、環境への負荷を軽減するために排水処理施設を設置しています。
LPガスの利用
LPガスは燃焼効率が高く、比較的少ないCO2排出量でエネルギーを生成します。また、他の燃料と比較して、大気汚染物質の排出も少ないことが大きな特徴です。
Sustainable Development Goals SDGs
廃棄“0”を目指して
製造工程の中で発生する商品に使用できない原料を再利用する事で、資源の100%有効利用を目指します。
事業を通して推進
会社全体で推進
Examples of initiatives SDGsに伴う取り組み事例
Case.01 養殖業者との取り組み
佐伯市蒲江のヒラメ・カワハギの養殖業者では、ひじきを混ぜた自家発酵飼料で魚を生育しています。
免疫向上や肉質が改善される効果があるといわれています。
Case.02 農家との取り組み
大分県杵築市の柚子農園や由布市でJAS規格を取得している有機農園等の畑に海藻を混ぜ込み、作物栽培を行っています。海からの栄養を取り込む事ができ、発育よく甘みが増す等の効果が出ています。
Case.03 食育体験 ひじきをもっと身近に
収穫・ふりかけづくり体験
佐伯市の中学校・保育園にて、ひじきの収穫体験を行っています。収穫されたひじきは山忠の本社工場で加工され、その後市内の給食で利用されます。
また、佐伯市内の園児と共に収穫したひじきを使って、「ふりかけづくり教室」も行っています。
工場見学
佐伯市・豊後大野市の小学3年生を対象に山忠本社工場・リバーパーク犬飼工場の社会見学を毎年実施。
収穫されたひじきがどのように食卓へとつながるのか、一から学ぶことができ食育面でも貢献できています。
見学後に子どもたちから届くメッセージは山忠にとっても大きな励みになり、安心・安全な食品づくりへの思いがより大きくなります。